KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

旧・筑波海軍航空隊へ

 今日は嫌いな月曜日の公休、しかし茨城県笠間市茨城県こころの医療センターに行くのが楽しみでした。

 実は同センター、旧・筑波海軍航空隊の敷地や建物をほぼそのまま使用しています。古めかしい建物内では映画「永遠の0」の主なシーンが撮影されました。ロケセットをそのまま残し、映画公開直後の昨年末から期間限定で特別公開中!(期限は今のところ未定)私は映画は見たものの、これについては全く知りませんでしたが、JR東日本の「いわき・ときわ路夢街道」パンフレット及び数日前に聞いた茨城放送のラジオでたまたま知りました。
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 牛久から笠間市友部のこころの医療センターまでクルマで約75分ほど、入場料500円を払って入館。1階で筑波海軍航空隊に関する貴重な映像・展示や「永遠の0」ロングバージョンの予告編を見た後(これらだけで所要1時間)、2階のロケセット等を見学。窓には十字のテープ(?)が貼られているし、ベットや各種の小物類が超レトロでまさに戦時中の軍の病院内の雰囲気♪
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 小物類の中でずいぶんアンティークなラジオが気に入り、近づいてよーく見てみると…FM/AMのスイッチが!最初は昭和10~20年代くらいの昔のラジオ!?と思っていましたが、まさかその時代にFM放送なんてあるわけがなく、どうやら現代の物ですね・・・。看護婦も制服がいい雰囲気ですが、マネキンの洋風の顔立ちがちょっといまいち。
 この他、映画や筑波航空隊とは直接関係のない、偵察隊および空母赤城ほかの写真・小物・資料がものすごく多数展示!かなりハマりました!最後にアンテナショップで買い物したら、なんと3時間も費やしていました。しかしこれだけでは終わらず、屋外にはいまなお滑走路などが現存(生活道路として使用)、まだまだ見どころがありました。じつは国内では最大規模の現存する戦争遺跡なんだそうです。平和を語る上では戦争遺跡は重要な資料ですが、建物は耐震上の問題から解体・建て替えという県の意向もあり、余談を許さない状況です。保存のための署名活動が行われているそう。病院として使用していることから確かに問題ありですが、なんとか保存を願いたいところ。
 
 昼食は病院新館の喫茶コーナーで。入場券を提示すると500円でランチセット!これはお得!(平日11~14時限定)おいしい生姜焼き定食+コーヒーでした。
 
 3時間以上ハマってもまだ日が高い15時、この後は50分かけて毎度のひたちなか海浜鉄道沿線へ撮影。キハ2004が冬晴れの中トコトコやってきました。海軍航空隊の建物(約70年)、キハ2004(約50年)といまなお現役でがんばる建物や車両を巡るいい日帰り旅でした。
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