KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

サイエンスショー 大気圧の実験

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 今日は年間パスポートを持っているつくばエキスポセンターに行って、サイエンスショーとプラネタリウム新番組を見ました。サイエンスショーは土日祝日に2回行われるおとなも子どもも楽しめる実験ショー。3月のテーマは大気圧。まずは最初の画像をご覧あれ。青い水の入ったコップをさかさまにしても、全く水がこぼれません!けっこう有名な逆さコップの実験。1平方センチあたり1.2キログラムの空気の圧力が下から水を押しているから…ですが、水の表面張力も関係しています。じつは三角コーナーで使う目の細かい網がコップに張られており、かなりの表面張力が起きてこぼれないのだそう。網がなかったら、空気圧だけでは重力には勝てません。

 次は空気圧だけを使った実験。2枚のアルミボウルをゴム板をはさんで重ね、一方のボウルにはあらかじめバルブを設置した穴を開けておいて注射器で中の空気を抜いて真空にし、バルブを閉めると…なんと、両方から大人どうしが引っ張っても2枚のボウルは離れません。ドイツのマグデブルクにて、もう少し大きいボウルにして両端から馬で引っ張っても離れなかったことから「マグデブルクの実験」というそうです。これも、空気圧がボウルのあらゆる表面を押しているからこうなるのです。中に空気が入っていれば外からボウルを押す空気圧と同じ力が内側からも作用しているのでこのようなことは起きません。
 そして、このまま真空装置のついたアクリル容器に入れて空気を抜いてゆくと…こんどは真空に近くなり、大気圧がゼロに近くなって2つのボウルは外れました。身近で全く感じない大気圧、実験でけっこうな圧力があることが分かってけっこう楽しめました。ちなみに大人の頭の表面は約250平方センチほどですが、なんと約300キログラムの力(大気圧)がかかっている計算!

 いよいよ18きっぷシーズンに入ったので、公休日の明日は乗り鉄してきます。やはり引退が近い電車でも。しかし16:30に地元で用事(歯科通院&整形リハビリ)があるので相当早く帰ってこないと。20・30代の頃みたいに健康でウルトラヒマではなくなってきています。