都心の桜

　4月7日、都心での花見はいつもココ。法政大学及び逓信病院前の外濠の桜です。ニュースで前日に都心の桜に満開宣言が出されたことを知っていましたが、外濠の桜はどう見ても6～7分咲きでした。ちょうど今日あたり満開では？と思います。ちなみに満開とは標本の桜の木が8分咲き程度になった状態のことで、必ずしもすべての花が咲いている状態ではありません。
　同じ日の都心でも、直線距離でたったの500メートル南寄りにある靖国神社ではまさに満開でした。日当たりや気温がちょっと違うのでしょう。植物はそういう自然の気候にものすごく敏感ですな。

　また、特にソメイヨシノに言えることですが、今年は色がバラバラで揃っていない！同じ場所の同じ品種なのに、ほとんど白色～薄いピンク～濃い目のピンクと様々。どうも冬が異様に長くて木が傷んだのが要因みたいです。生命力の強いものとそうでないもの（生物学的にいえば、生命力の差は各々の木で微妙に違うDNAに支配されていますが）があるということでしょう。筑波山おろしで特に寒冷だったつくば市では色のばらつきが謙著です。