KBTのブログ

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佐野厄除け大師へ

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 昨日はJRと東武の電車に乗って栃木県佐野市へ。信仰深いわけではありませんが10月から大ケガ続きなので、さすがに何かあるのでは?と思いこみ、ここで厄除け祈願をしていただくことにしました。自宅から片道3時間以上もかかって佐野市駅着。簡単な案内板を頭に入れて駅から歩いて7分位で佐野厄除け大師へ。テレビで何度もCMを目にする有名で大きなお寺ですが、時期のせいなのかとても空いています。

 受付で厄除け祈願を申込し、その後に本堂へ。私を入れて3組4名ほどで祈祷が始まりました。お坊さんが4名ほど出てきて、わりばしの若干太いような程度の細長い木を200本くらい豪勢に燃やし、火祭りのような祈祷です。約40分間ほど祈祷が続いて終了。お坊さんがとても紳士的で、帰る際も丁寧に見送って下さいました。京都の有名なお寺のように、やや高圧的かと想像していましたが大違いでした。

 なお、ここには田中正造の立派なお墓もあります。今の小中学生の教科書にあるのか知りませんが、私の頃には、足尾銅山鉱毒被害に毅然と立ち向かった人として詳しく記述されていました。庶民があまり物を言えなかった明治時代にあれだけの行動をしたとはすごく、子供のころに最初に「私の尊敬する人」になった方です。お墓の前で合掌…。そういえば渡良瀬遊水地もここから近い(といっても車で30分位)です。

 佐野ラーメンでも食べて帰ろうかとしましたが、ちょうど(あいにくかな?)1時間に1本の電車がすぐやってくる時間!そそくさと電車に乗って帰途につきました。画像は東武佐野線の電車。古めのワンマン電車がローカルムード抜群。前パンが愛らしいですな。