KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

ほっとパーク鉾田にて

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 今日は夜勤明けのヒマな1日、大地震の日以降はじめてドライブをしました。もうガソリンが安定供給されて通勤用以外に無駄な走行をしても大丈夫だろうという判断。片道およそ60kmの茨城県鉾田市を目的地にしました。ほっとパーク鉾田に保存されている旧・鹿島鉄道気動車が気になっていましたので。
 寄り道しながら自宅から約2時間ほどで到着。鉾田市街地はあちこちに道路が陥没したり大きな段差ができ、大きな火事の跡も見られるなどかなりひどい状況。3月11日は震度6を記録し、その後にも同じく震度5や6の余震に何回か見舞われるなど県内で最悪の状況かもしれません。こんな中、市街地から約2km離れた温泉公園「ほっとパーク鉾田」に向かってみると、画像のような被災状況となっていました。保存車両のほか街路灯もこんなに大きく傾いています。

 もちろん立ち入り禁止で近くには寄れずに超望遠で撮っただけです。パッと見た感じでこれはこんなに傾いてひどい!といった感じですが、幸いなことに2両とも脱線や衝突はしていません。地盤の沈下でレールが垂直方向に大きく湾曲したためこんな状況になっています。奥のキハ601は手歯止め(車輪固定装置)をしていたにもかかわらずレール上を滑走して線路の終端まで移動してしまったようですが、これは不幸中の幸いですな。もし逆方向に滑走していたら手前のKR501と衝突していたところでした。
 
 痛ましい姿ですが、車体の窓ガラス1枚割れてないのでレールを元の状態に直せば復旧できそうです。もちろん車両を吊り上げてどこかに仮置しなければならず、相当の手間と時間になるでしょうが。生活関連のものを復興した後になることでしょうが、復旧を願います。
 温泉施設は何も手をつけてないようで、剥がれたタイルが転がりパンジーの花壇が横倒しになったまま放置されていました。こちらもいつの日か復活を…。