KBTのブログ

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富山市街地を走るゴハチ

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 5日の朝、呉羽山の近くの富山市街地を走るキハ58・28です。ここは晴天時なら朝方は大逆光になり曇り・雪・雨の時限定の撮影地でカメラマンにはあまり注目されない場所ですが、冬の富山は日本海側なのでご覧のような曇りか雪が多く私は好んでここに向かいます。じつは前日の4日も行って撮影しました。雪化粧した民家の屋根群にバックとわずかに見える立山連峰いずれも白か薄いブルーで、そんなモノトーン調の世界の中を赤とクリームの列車が通り抜ける…この対比が好きですねえ。また、生活感あふれる感じも好きです。高度経済成長期に庶民的な急行・普通列車として全国で大活躍したキハ58系の最後の最後の舞台も通勤通学用の普通列車ですが、こういう場所は実にふさわしい。観光用のSLだったら似合わないかもですが。

 ネットの画像掲示板でキハ58系のいろいろな画像が投稿されていますが、絶景の自然の中をバックにしたもの、鉄道マンや乗客を入れたもの、風景を主体にしてキハ58系を小さく入れたものなど撮り方は実にいろいろでいかにも写真は自己表現だ!と感じさせられます。すべてアートといっていいでしょう。アートって表現の一方法ですものね。関係ないですが日本国憲法で「表現の自由」ってありますね。ちょっと脱線しましたが。まあ、ワタシはこのように生活感ある撮り方が好きで、今後も3月までのわずかの時間ながら「自分だけのゴハチ」を撮りたいと思います。