KBTのブログ

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小田急5000形@生田駅

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 21日の小田急線生田(いくた)駅での一コマ。明治大学生田キャンパスの学園祭「生明祭」の行き帰りは必ず小田急線を利用します。この5000形ワタシが学生だった20年前には主力で走っていましたが、さすがに今はインバーター制御・ステンレス製の新型車に押されて脇役、急速に数も減らして全車引退もごく近い将来に迎えるであろう状態になりました。
 今の時代にこのスタイルではさすがに古さを感じますが、小田急の通勤電車では最も個性があってけっこう好きです。下がすそ絞りのタマゴのような断面・でかいヘッドライト・白い車体でガイコツのようにも見える前面・他の私鉄にはあまり無い貫通扉の手すりなど…。それに学生時代にさんざんお世話になった思い出の電車ですからね。
 
 学生時代だった20年前には小田急線といえば、箱根湯本直通の急行電車にほとんど小型車(参考)が入っており、激混雑で「いつ乗っても、どこまで乗っても混んでいる小田急」で有名でした。そんな中、オール大型車の5000形はいくらか空いていて助かり、歓迎の電車でした。今でも急行は混んでいますが、さすがに昔みたいに終点までずっと大混雑はありません。残念ながら列車本数が増えたり複々線化工事の関係でスピードは相当落ちていますが。新宿~生田は今は平均で約26分かかります。20年前は約20分でした。
 
 *小型車:車体長が16~19メートルの定員のかなり少ない車両。箱根の急カーブがあった関係や車両性能の問題などのために存在していた。その後は急カーブが改良されて、小田急はすべて20メートル車。