KBTのブログ

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50年たっても錆びない!―ステンレス電車

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 昨日、用務先の土浦市内で発見した電車です。電車というより現況は物流会社の倉庫ですので、元・電車が正確かな。この元電車はよーく調べてみると1960年製造の東急6200系。現在の東急はステンレス車を多数投入していますが、これはまだステンレス黎明期(初期)の2代目。国鉄では新幹線もなくSLがたくさん活躍していた時代。先進的な点もあり、ステンレス電車として完成品とはいいがたいですが、それでも2010年に至っても全く錆びていないのはすごい!(貫通扉や踏板は錆びていますが、これはたぶん鉄製)雨風にとても強く、50年たっても錆びない合金・ステンレスの実力が証明されていますね!あと50年間も錆びないような気もします。
 ちなみにもともとは4両編成の電車でしたが、ホームセンター大手のジョイフル本田の仲介により4両すべてが茨城県内で残存、倉庫として使用されています。もちろん1両ずつバラバラですが。貨車が倉庫になった例は全国にいくらでもありますが、これは珍しい。貨車はすべて鉄製(=塗装を繰り返さないと、いずれ錆びる)なのでこちらステンレス電車の方がずっと耐久性ありですね。