２０９系京浜東北線から引退へ

　JR京浜東北線でおなじみだった２０９系電車が、ついに引退の時期となりました。１月２４日までの運行で、翌日からは全車が新型車に置き換わります。（他の路線ではまだまだ活躍します）登場当時は、「なんだ、この安っぽいデザインの電車は」と思いましたが、今はけっこう愛着がわきます。実際、寿命半分（約10年）・価格半分をうたい文句に登場した２０９系、結局いろいろな事情があって１０年では新型に置き換わることなく使用されつづけています。実際には電車下回りのモーターや制御装置はボロボロらしいですが。
　京浜東北線で引退後はいったん長野へ回送、長野工場で機器や客室の更新などをしてこんどは房総地区で働く予定です。箱形で弱々しく不格好なデザインは変わらないようです。もう少し時代に合わせて丸みを取り入れればいいんですが。