KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

東京藝大卒業展・大学院修了展

さる1月30日に毎年恒例で鑑賞に行く東京藝術大学卒業展・大学院修了展へ。夜勤明けで15時近くに着いて2時間半程度と短めの鑑賞時間でした。まずは屋外展示の大型作品から。

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「park/長谷川博子」カラフルでほんわかですなあ。

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「Love Scarecrows ー生産の女神ー/杉川由希」一番目立っている屋外作品。マネキンに大日本國防婦人會タスキ…左翼の方が来たらヤバいかも。なんだかよくわからない、こういうのがアート界では高評価になるんだろうなあ。これは鑑賞者集まり大人気♪

昼食休憩、もちろん学食へ。

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ピーマン肉詰め定食580円ナリ。学食にしては予想外におかず温かくウマイ♪食器や盛り付けが平凡、芸術大学らしくはありません…。

さて、屋内展示へ。

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キラキラの照明、水が循環して光が色々な方向へ。「compound eyes/阿倍みなみ」

全ての作品は茨城県ひたちなか市現代アートイベント「みなとメディアミュージアム」(MMM)実行委員・スタッフとしての眼で鑑賞、この作品はMMMでサイズ的に展示できるかな?人気出るか?など。

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「fluctuation/鹿野結子」これはメチャハマり20分程度も鑑賞!水槽の泡に色々なパターンの光を当てた作品です。快適に感じるインターバル、いわゆる「1/fのゆらぎ」のひとつの提案とか。

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日本画作品「線と軌道/岩谷晃太」。鉄道ファン向け日本画!?赤錆びたモノトーン一色が良い!

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「Composition:Heptagon/後藤 宙(ごとう かたな)」MMMで別作品を展示し大賞を取られたこともある作家、不等辺七角形に様々なパターンでタコ糸(?)をピンと張り、模様がなんだか数学的です。素晴らしい!

大学の展示を鑑賞して精一杯、別会場のは無理でしたが充分楽しめました。芸術大学の東大版でいわば大学・大学院における最高峰のアートですね。その分、枠にはまって抜け出せないお坊ちゃん・お嬢さんの作品という感じも多少ありでした。

来る2月3日まで東京藝大上野キャンパスと隣接の東京都美術館で開催中、興味ある方ご覧を♪全て無料です。音楽系学部の展示等もあります。

・作家名は敬称略としました。