先日DVDで「その日のまえに」という2008年公開の映画を鑑賞しました。ファンである大林宣彦監督の作品ということでストーリーなどの下調べをせずに観ましたが、「その日」つまり告知された死期が迫る中どう生きるか?という重いテーマの中で関東鉄道常総線の風景が多く出てきてわりと親しめました。守谷駅(含むつくばエクスプレス)・水海道駅・下妻駅が登場、一目で分かりました。ただし海沿いの町へ行くというストーリー上から「湾岸線」の電車としてあり、黄色い総武線の電車や東京モノレールとすれ違ったり、車窓から海が見えるなどいかにも合成とはっきり分かる点も目立ちましたが。ラストシーンの花火大会もVFX(CG)まる出しだったし…。
映画の中で「くらむぼん」という人が夜に路上ヴァイオリンライブを行うシーンがとても印象的ですが、これが撮影されたのは守谷駅。ワタシも即席映画カメラマンになったつもりでほぼ同じ構図でショット。映画はフィルム撮影のため、もっと暗い感じで灯もほのかに写っており、デジカメではなかなかそっくりにマネはできません。まあ、ここの常夜灯はなかなか良い雰囲気です。かなりの面積の広場でクルマのライトが全く入らないのもナイスです。
ついでにワタシのオリジナルの構図で。東の空高く木星が輝いて見えたので思わずそれを入れてショット!斜めの屋根の線の交点の上に小さな点、分かりますか?それが木星です。(本日撮影)