KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

日帰り栃木ドライブ

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 今日は自宅から車で2時間圏内と手軽なお隣の栃木県へドライブ。最大のお目当ては上の画像のJR烏山(からすやま)線の新塗装気動車。開通80周年の記念とかで同線運用車8両のうちの1両を国鉄時代をイメージする車体色に塗り替え!実際には国鉄時代にこのキハ40系にはこういう赤・クリームのツートンカラーに塗られた記録はなく、旧型のキハ20系等のカラーですが、う~ん、やっぱりJNRの雰囲気は感じられます。地味なイメージの烏山線、最近はこの塗装をきっかけに訪問する鉄道ファン・アマチュアカメラマン等が増加中とか。活性化にはいいと思います。
 
 その後、烏山線大金駅から約10キロほど北のさくら市へGO!市内のお丸山公園には乗り物好きでは評判の怪しい交通機関が…。高低差約56メートルを上下する市営・有料の乗り物「斜行エレベーター」だそうです。実際には左右にレールがあってそこを案内輪が通り、なんとなくケーブルカー的なイメージです。無人ではなく「運転士」(というか添乗員か)がおられることもケーブルカー的…。ただしケーブルカーと違うのは2両がつるべ式に行き来するのではなく、1両だけついていてもう1両の代わりには鉄の塊のおもりがついていてつるべ式に上下…という次第。途中で勾配の変化やカーブまであるという凝りよう…。これらは通常のケーブルカーにはないのですごい技術かも。そして、仕組みもさることながら、何よりも独特な不等辺五角形の車体が怪しいです。これは一度乗ったら忘れられない乗り物ですな。

 実は高齢化社会で急坂を上下するのが苦痛な観光客の増加に伴い、このような「変な乗り物」は全国あちこちに増加中です。観光地ばかりでなくお寺や霊園などにも登場。大半は嘉穂製作所という九州北部の会社が設計・施工していますが。そのうちみなさんの町にもできるかも。