地元に異国のSL！？が保存

　画像は自宅から車１５分ほどの茨城県つくばみらい市の総合福祉施設・きらくやまふれあい公園に保存されている蒸気機関車（SL）です。見るからに真っ黒一色の日本のSLとは大きく異なる派手な外観で、どうやら中国のSL。何でココに？と思ってしまいましたわん。そばにある説明板を見ると、1935（昭和10年）に日本で製造され満州で働き、戦後も現地の大きな製鉄所で活躍、なんと1995年（平成7年）まで現役だったとか。日本で募金をして中国から買い取ってここで永久保存になった云々。ふ～ん、それでここに異国調のSLがあるというわけですな。
　説明板にはプレニ形とあります。日本生まれのSLならD51とかC56など英文字と数字の組み合わせによる形式がつけられているはずですが、そういう説明は皆無です。C56らしき気もしますが、大きさが一回り大きくC57ほど大形でもなし。現地でかなりの改造が加えられているのも形式の推定を迷わせます。う～む、何形かな？
　運転室にも立ち入り可能ですがご覧のように見事にがらんどう。運転席・助士席さえ撤去ずみでした！まあ、ここで子供や老人に夢を与えて欲しいですな。