KBTのブログ

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映画「沈まぬ太陽」

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 昨晩、話題の問題作「沈まぬ太陽」を鑑賞してきました!東宝の今年の最大の力作で、山﨑豊子の同名の長編小説を映画化。日本映画では異例の3時間半近く(途中休憩時間10分ほどあり)の長編映画で、はっきりいってとても疲れました。映画製作者が鑑賞者に伝えたかったことも難しすぎて私にはよく分からず…。渡辺謙の主演、その他超有名俳優・女優が総出演するのはとても良かったですが。2時間半くらいにまとめた方が良かったですなあ。
 架空の物語(小説)とはいっても、内容は明らかに日本航空御巣鷹山ジャンボ機激突・墜落事故をモデルにしたもので、事故関係者・遺族の心情を考えるとどうかな…?と思います。せめて架空の山の名前にでもすれば良かったのにと思います。また、当然ながら日航には全く協力を得られず、飛行機の飛ぶ姿がすべてCGであり、迫力の面でもいまいちでした。全体的にはとても難しい映画という印象です。
 山﨑豊子といえば、あの「白い巨塔」が良かったです。若い医師と医局との闘いを描いた小説。5回もテレビドラマ化されたそうですが。