画像の２両の気動車は２００７年３月に廃止された旧・鹿島鉄道の車両。廃止後は解体の危機にも遭遇しましたが、鉾田駅保存会の手により買い取られ、大切に手入れ等をされてきました。（現在は鉾田市の所有になりましたが、維持・保存活動は同会が行っています。）ホコリをかぶっておらず錆びもなく、現役時代と同様に光っている車体は素晴らしいですな。この日は奥の１両にはエンジンがアイドリング状態でかかり、イベント終了時には小運転もしていました。
手前の茶色のミニ機関車はトロッコの台車に手作りの木製車体を載せた手押しの鉄道おもちゃで、子供に大人気！即席で引いた短いレールの上を何回も行き来していました。小さいながら約100kgもあるシロモノですが、画像のように人の力で簡単に動きます。６才くらいの子供１人でも押したり引いたりでき、鉄道の利点―少ない動力で大量輸送ができる―を学ぶのには最適なギミック。そう、これはワタシも高校くらいの頃に学びました！物体に車輪やコロをつけると何にもない時（引きずる・または押す）の数分の１～10分の１の力で動かせることです。鉄のレールと鉄輪ではさらに軽減できるんですね。今後も同様なイベントはあるそうなので、また行ってみたいと思います。
※毎月第３日曜日に車内公開をしているそうです。
