KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

アメリカの旅いろいろ

 今回でアメリカ旅の話は最後にします。補足として、ミニネタ等をいろいろ。

 まずは、ニューヨークの地下鉄について。
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103丁目駅の駅名標。タイルを丁寧に貼り合わせた、なんとも手の凝った造り。これ好き!ほとんどのNY地下鉄の駅名標がこのような造りです。数十年以上使われているはずで、たぶん毎日磨いているんでしょうね。こういうことにこだわれるカネと手間のある金持ちの都市ということが垣間見ます。
 ただし、システムは古く、1回乗車3ドル均一。(紙のキップの場合)遠距離はいいけど近距離の移動には異様に高い乗り物。ゾーン制運賃などが導入できないものでしょうか。改札は入場時のみで、乗車が終わって駅から出る時は特に改札なし。退場専用の一方向回転式のバーから出るのでそこから不正に進入は無理。そういえばキップには「2時間有効」とありますが、これではチェック不可能でやりようによっては何時間でも乗れますな。そのために駅で楽器の演奏などをしばしば見かけます。(「君が代」を上手に吹いている黒人男性には思わず拍手!)
 NY地下鉄のキップ買い方(対話式で何回も選択が必要)に迷っている人は現地の人でもけっこう多く、そんな中で私は20秒程度で買えるようにあっという間にマスター!最も多いトラブルが特定の紙幣・硬貨を受け付けないという「故障している事」。ズバリ、他の機械に変更すればいいんです。もともと2ドル札は受け付けないのも
混乱の一因。クレジットカードで購入可ですが、なぜか郵便番号の入力が必要…これは、たとえ日本に住んでいても10001と入れればOK! ・・・すっかり地下鉄マスター(!?)
 
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 ワシントンDCで3泊したThe district hotel.1泊79ドル程度とこの町にしては安い方ですが歴史ある建物で葯30平米もの部屋とゆったりした快適なホテルルーム。なお、ダブルサイズベッドですが、アメリカではシングル向けでもこの程度のベッドが標準。大きな扇風機と相まって大陸的ですね。
 ただ、バスタブがあるのかと想像していましたが、残念ながらシャワーのみでした。それもガッチリ固定されたものです。そういえばこの国でも壺を飾る習慣があるんですね。
 
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Udver's hazy centerにて夜間戦闘機対決!日本の月光とアメリカのBlack widow(毒グモ)。同じようなエンジン2発でもアメリカのそれは日本機より二回り大きい!国力の差を感じます。まあ、戦闘機としては小さい方が小回りが効くのでデカければなんでもよいわけではないけど。
 太平洋戦争においてはなじみのないBlack widow、ほとんどヨーロッパ戦線で活躍しました。ほとんどの男子が小中学校時代に一度は読んだことがあるでしょう松本零士の戦争コミックでは「黒衣の未亡人」として登場しています。夫の機を枢軸軍に撃ちとられた妻=女性が復讐のため操縦・搭乗したことは実際は一度もないと思われます。世界のあちこちの国で同じニックネームがあり、イメージからそう見えるんでしょうね。

 知られざる余談ですが、ヨーロッパ戦線で数々の米軍爆撃機が参加しましたが、ドイツ戦闘機や対空砲火をはじめとする枢軸軍に撃墜・撃破されて命を落としたアメリカの若者は、実は日本の沖縄特攻の日本側の犠牲者(葯5000人)よりずっと多いんです。戦争がいかに膨大な犠牲者を出すか、頭の隅に入れておきたいものですね。