KBTのブログ

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ホロコースト博物館&アメリカ最終日

 さる2月1日後半~2日の旅記録を述べます。

 2月1日のスミソニアン自然史博物館見学後は、数百メートル離れたホロコースト博物館へ。短い距離ながら珍しく雨が降りタクシーで移動。こんな短い距離のタクシー移動でも文句は言われず気持ちよく乗せてもらえました。料金は約4ドル。(プラス15パーセントのチップ)
 福島県白河市アウシュヴィッツ平和博物館のサポーターとしては、ホロコースト博物館は見ておくべき博物館ですね。自然史博物館に開館から閉館まで滞在する人も珍しくない中、私はそちらを15時過ぎに切り上げてホロコースト博物館を2時間弱見ることにしました。
 入館すると、若いユダヤ人女性にパンフレット(日本語版あり)と小さな個人カード(英文)を渡され、4階から見学するように案内、その通りにしました。
 だいだいポーランドアウシュビッツで見た内容と同様で、私にはさほど新鮮な感じはありません。モニターがたくさんあり、動画の映像がとても豊富。ユダヤ人いじめの映像よりはヒトラー総統の演説やドイツ群衆の活気にあふれたコーラスなどが目立ちます。
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 3階にある貨車。強制収容所まで運んだ実物でしょう。内部に入れて、とても簡素。100人以上詰め込んだことでしょう。
 ホロコーストについて復習した感じで2時間の見学を終えました。館内は刑務所のような雰囲気。そういう演出はさすがアメリカ。(ここも国営で無料入館、警備員ではなくポリス(警察官)が警備)なお、意外にもお土産屋があり、なかなか洒落た物が買えます。
 まあ、ホロコーストについてこれだけ紹介するなら、小規模でも良いので原爆被害の実態もアメリカ国内で紹介してほしいですな。かつてスミソニアンで企画されましたが相当な反対にあってボツになっていますが。

 この日はこれでホテルに帰着。早々と18時。ドラックストアで買ったサラダボウルのみの夕食。(とても量は多いです)野菜不足なので食べたくなりました。6日間のアメリカ旅で、結局は一度もレストランの食事はなし。ファストフードとサラダボウルのみでした。したがってチップには悩まず、タクシーとホテルのベッドメイクだけで済みました。
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 博物館の向かいのThe department of agriculture.日本でいう農業省ってところでしょう。国のお役所と色々な博物館が同じエリアにあるのが面白い。なお、ワシントンDCではタクシーは赤色です。最初は消防車か郵便車?と思ってしまいましたが。
 
 2月2日は帰国へ。安上がりの地下鉄とシャトルバスの乗り継ぎで約40km離れたワシントン・ダラス国際空港へ。合計で9ドルくらい。
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 ワシントンDCおよびバージニア州の地下鉄。オレンジライン・シルバーライン・ブルーライン・・・と数系統ありますが、電車そのものは無塗装で帯の色で区別はなし。ドア付近の電光表示器にカラーが光ってますが。同じホームに何系統も発着し(名鉄名古屋駅みたいな感じ)よく行き先を確認しないと乗り間違えます。しかも、工事で単線運転なんていう器用なこともあり、本来は東行き専用ホームで西行き発着もあります。
 地下鉄シルバーラインの西側の終点(空港バスとのりかえ)、While-Reston-East駅前にて、変わった人形(像?)を発見。
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 これ、どう見ても「金太郎」!いや、Girlなのでなんと呼べばよいか。手にはおそらく掃除機で、たぶんハウスクリーニングの広告用なのでしょうかね。パワフルということはよく分かります。それにしても強烈で面白い。

 ダラス国際空港はとても空いており、セキュリテイはわずか20分で終わり。ワシントン12:15発のユナイテッド航空803便に搭乗。こちらも2割程度しか乗ってないガラ空きでした。若者よ、海外に旅に出よう!今回の旅で日本人観光旅行者はほぼ皆無と思われ(出張のついでに観光はニューヨークで見かけましたが)、国が豊かではなくなったことを感じます。私自身もマクドナルドや土産物店などで買い物の際、中国人に見られていまして中国語で話しかけられてばかりでした…。
 余談ですが、マクドナルドでは現金の場合、硬貨の釣銭は用意してない!と言われドル単位に切り上げ。かなり横暴な商売(?)会計は6.71ドルで札で7ドルを渡したので29セントのおつりのはずが、なし!2店のマックを利用してどちらも硬貨の釣銭なし。スーパーやコンビニや土産物店ではちゃんと1セントまで釣銭もらえました。マックではカード利用がいいですね。

 成田空港に45分速く着き、久しぶりに日本語で会話。英語着けも悪くはないけど、日本語はほっとします。帰りもアクセス特急新鎌ヶ谷駅東武線・柏駅常磐線牛久駅のコース。新鎌ヶ谷駅前で食べたかつ丼がうまかった。

 今回の旅@長距離フライトでANAマイルが貯まり、札幌や熊本あたりまで片道行けそう。その旅も楽しみ。そういえば東京~ワシントンやニューヨークの方がロンドン・パリよりもマイルが多く遠いんですね。一見、西ヨーロッパがすごく遠い感じがありますけど。
 長文読破ありがとうございました。