10月31日(土)の長野県への旅について続きを。
JR長野駅で甲信エクスプレス撮影後は長野電鉄の長野駅へ。「ゆけむり のんびり号」に乗車。この列車は湯田中ゆきの特急ですが観光案内をしながらのんびり走り、通常のゆけむり号が約45分で走る長野駅ー湯田中駅間を1時間23分もかけてホント「のんびり」の列車です。男性2人のガイド兼車内販売員が乗務。他の鉄道会社のこの手のツアー列車はすべて女性ガイドなので意外です。
5分ほど走って地下区間を抜けた時から車窓案内や車内販売が始まりました。4両で40人程度の乗客でかなり空いており、ひとりひとりの客に声かけは良いですね。
千曲川を渡る村山橋で2分停車。普通電車でもここはけっこうなスピードで走り、意外と周りの風景が分からないのでナイス!「右手にエムウェーブ見えます~」…あらホントだ。1998年の長野オリンピックからもう17年!もちろん現在でも競技会場や市民向けに使われています。
車内販売の栗おこわ♪小布施町の名物。ボリュームあるすきやの朝食(普通の納豆定食ですが、私には御飯が多すぎ)を摂ったせいで意外と進まず完食まで30分近くかかりました。他にエリンギ寿司3かん・謙信寿司の販売もあり。少なめの謙信寿司にすればよかったかなあ。
桜沢駅(中野市)で上り2本待ち合わせで9分も停車。普通列車でも2~3分停車がせいぜいで、休憩時間を兼ねて好評のようです。私もガイドさんに話かけられ、かつて転勤で長野市に住んでいたことなどを紹介したり。
さらに夜間瀬駅でも6分も停車し(みんな疲れているか眠気かで誰も降りず)ようやく12:24に湯田中駅着。意外に、すぐ折り返す長野ゆきゆけむり のんびり号に再度乗車する「乗るだけ」族が多く、湯田中温泉や志賀高原へ行く人は無しに等しい。私はここまできてトンボ返りはもったいなく、駅直結の楓の湯に長くつかりました。
さて、湯田中駅13:18発のスノーモンキー(特急)に乗車。座席が「集団見合い式」でかなり面食らう!てっきり回転リクライニング式と思った。須坂駅まで乗り、あとは普通で朝陽駅まで。いざ撮影タイム♪
いまや現役は1本のみとなった3600系(3両編成版)が運よく通過!まだご老体ではなさそうですが超多段バーニア制御の保守は手間かかるでしょうなあ。(副抵抗器を多数備えて滑らかな加速を実現、特段難しいシステムではありませんが、部品数は膨大。)
こんどは志賀高原をバックに3500系を撮影。「日比谷線」のイメージからはだいぶ遠ざかり地に足がついてます。天気最高!
このほか1時間半で何本も撮り、大満足!今後は雪のシーズンに撮影に来たい。附属中学前駅から普通電車で長野駅へ。すぐJRに乗りかえて篠ノ井線の姨捨駅下車。
乗ってきた列車は姨捨駅で4分待ってこの特急しなの号と交換するのですが、特にあわてることなく100m先の姨捨公園に移動して撮りました。紅葉が良いです。
日が暮れて夜景の鑑賞タイムに。約40分後の長野ゆきに乗り長野駅へ。2両で大混雑でしたが。今日は「ゆけむり のんびり」以外はどの列車も大変に乗車率が良く、マイカー社会の長野市周辺で、週末にこれだけ鉄道利用者があるのは素晴らしい!特に長野電鉄の普通電車はどれも「良い乗り」。日中は40分に1本となることがある列車本数を増やしてもよいですな。
しばらくJR長野駅構内をぶらり。何もかも新しくなり、もの珍しいです。
おごっそ…北信州の言葉(方言)でごちそうの意味。3年住んだのでこのくらいの言葉は分かります。「じょんのび」とかも親しみましたね。越後と北信州の方言でゆったり・くつろぎ等の意味。多くの老人ホームや障がい者施設で「○○じょんのび館」と見かけます。
おごっそダイニング館では私は飲めないワインバーや地酒レストラン等があり、もちろんクルマで帰ることもあり残念ながら退散。おごっそとはほど遠い、立ち食いソバの夕食としました。もちろん信州だから本格のソバですけど。
最後のアクテビティ、長野駅ー上田駅115系でノンストップが魅力のしなのサンセット号に乗車。
画像は別のしなの鉄道の列車。JR時代の塗装のままで興味深く撮影。こちらの方が明るくて好きです。
さて、しなのサンセット号はずっと時速80キロ程度で流しており、意外とスピード感がなく、モハに乗ってもあの轟音も少なく、115系ファンとしては期待外れ。しなの鉄道では線路保守費を押さえるために減速運転をしているのは承知で、なんだかその見本みたいな列車でした。
長野駅から26分で上田駅着。上田市内も細田守監督映画「サマーウォーズ」モデルの地など観たいところたくさんですが、働き盛りにはあまりに時間がない!いつも夜勤明け後の金曜午後から土曜夜までの変則1泊2日ですが、せめて2泊3日くらいの旅をしたい!
上田駅から千曲駅に向かい、あとは温泉1ヶ所にさっとつかった後に約4時間かけてマイカーで帰宅しました。
長文失礼しました。