KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

常総線の被災状況

 昨日は徹夜の夜勤で帰宅後、3時間くらい寝てからクルマで茨城県常総市へGO!マスコミ報道では意外と情報が少ない関東鉄道常総線の被災状況を自分の目で見に行く!ことにしました。現地で迷惑にならない14~16時くらいの時間帯を選び、また万が一に泥にハマったりしても自力で抜け出せるべくタイヤチェーンを携行。燃料等も確認。いつもなら約25㎞を30~40分で到達できる常総市石下町地区、迂回や渋滞などで1時間半かかりました。ショッピングセンター「アピタ」が浸水したりした石下町の中心地区は概ね水が引いており、復旧作業でごった返しています。まずは裏道を通りぬけながら中心部から約2㎞の南石下駅へ。
 
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駅前、線路は泥だらけ。しかし、全体的には損傷は少ない感じです。線路の路盤がどういう状況なのか(列車を走らせても大丈夫か)素人では分かりませんが、駅はきれいに掃除すればこのまま利用できそう。鬼怒川から2kmちょっとのここまで水が来たのですね。駅前に子だくさんのブラジル人家族が住んでおられますが、どこかに避難のようです。
 
 流木やガレキが目立つ道路をゆっくり走り、南石下駅から約2kmの広域農道の陸橋へ。
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レンズをズームするとゴミに埋まった線路が見えました。レールは曲がったりはしていませんが路盤はどうなのでしょうか。
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寂しい画像ばかりなので2014-07-26撮影の旧車撮影会の様子を。(別の陸橋から)
 
 つづいて南に向かって次の三妻駅を訪問。少し泥をかぶっていました。この一帯は電気が通っており駅前商店の自動販売機で缶コーヒーを購入。次の中妻駅もだいたい同様。通常ならこの時期にコスモス咲き乱れる駅で、今年は流されて無理です。
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堤防に登って鬼怒川を撮影。決壊地点から南に約6kmのところ。
 
 さて、また次の北水海道駅。(文章だとあっという間ですが、各駅間はクルマで20~30分程度かかっています。)駅員だった時によくこの駅で高校生の通学時間帯だけ出張して切符発売などをしていました。
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泥だらけで一番被害がひどい感じ。駅舎の小さな待合室のベンチはいまも水びたし。ちょっと掃除かレールでも磨く?と思いましたが水がないしキリがないので中止。
 
 
ここまで調査開始から2時間。暗くなってきたのでぼちぼち帰途へ。途中に勤務先のグループ会社のタクシー会社に寄り、お見舞いを言ってきました。タクシー約10両は水没して泥だらけ、もう使えない感じです。近くの常総市役所前も被害がひどい。
 
 
渋滞の中を約40分で守谷市。別世界のふだん通りのネオン輝く街。新守谷駅で休憩。
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(基地の水害を逃れるため)疎開車両が何両か留置。駅は開いており交通案内などを。駅前ロータリーは水害を受けたバス車両基地疎開場所にもなっており、屋外のテント下で点呼業務など。
 
チェーン携行などはバッチリながら食料携行を忘れてラーメン屋で朝&昼&夕を一気に食しました。(もちろんラーメン一杯だけ)トシのせいかそれまであまり空腹ではなかったけど。
 
 鉄道運営は組織でやっているので、個人で駅清掃など余計なことは必要ないかな。