KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

583系きずな号(3)

 583系きずな号についての続きを…。
 まずは、唯一の撮影タイムとなった25日の直江津駅にて。
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 直江津駅2番線発着となり、反対側ホームからの編成写真撮影には好都合でした。信越本線列車が多く入線する4~6番ではちょっと無理っぽかったかも。1両目にはホーム屋根の影が…仕方ないですな。
 
 こんどは26日の秋田駅8:15発レトロおおだて号の画像を。「レトロ」と名称だったので旧形客車を想像していたんですが、ばんえつ物語用の編成なんですね。ED75を見るのは久しぶり!車体長約11mの小ぶりな車体がC11とかC12のようなタンク式SLみたいで個性的。ちなみに時刻表にはグリーン車連結の表記はなく、展望室としての開放だったようです。
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 さて、26日は秋田駅10:03発で新潟駅に向け発車。
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 この日も快晴で日本海の眺めが最高。車内はおつかれモードでわりとシーン。しかい、主催者は気合い入っており、このようなデザインに相当な時間をかけた掛紙の弁当が配られました。25日にも別のデザインの掛紙の弁当でした。
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 この他、たいへん貴重な細長いD型硬券タイプの指定席乗車票も配布。D型硬券といえば、昔のみどりの窓口のない駅で駅員が鉄道電話により空席を照会し手書きで席番などを記入していたアレです。私は高校生の頃にひとりで宮城県のいとこ宅に遊びに行った際に東北本線鹿島台駅で特急ひたちや急行八甲田号などを発券してもらった記憶があります。そのほか、いすみ鉄道などでも今なお見かけるA
硬券の乗車券乗車票も。(団券があるので本来は必要なし)1年かけて準備した学生さんたち、演出がなかなか。
 
 帰路も午後になって再度盛り上がってきてどんちゃん騒ぎモードに。秋田駅から村上駅まではかなりの快走でしたが、ここから列車本数が増えて新潟駅まで2時間以上を要するダイヤとなりました。いくつかの駅で20分近くも停車、後続の普通列車にも追い越されます。まあ、時間かかって長く583系に滞在できたのでよかったですが。
 そして新潟駅に15:41着。隣には115系湘南色が!
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 偶然でしょうが、国鉄時代を彷彿するラストシーンとなりました。ちなみにこの115系の隣にも同様な湘南色115系が停車。(それは長野色115系と連結して6連を組んでいました。)
 2日間があっという間でした。いやあ、楽しかった!
 
 この後は月曜夜の夜勤まで時間があるのでゆっくり帰宅。まずはキップを調達。乗車券が新潟~牛久、新幹線自由席特急券浦佐~大宮で、さすがに自動券売機では難関なので駅の窓口で購入。窓口嬢に「本当に大宮駅下車でいいんですか??」と2回も聞かれました。浦佐~大宮だと200km以内で収まり、2590円で済むためのBINBOW人のケチな策なんですが、そういう理由はあえて言わずにそれでいいの!としておきました。
 ホントは乗車券も南浦和・新松戸経由だと上野経由より約300円安くなるんですが、駅員嬢は上野経由にしてくれました。これは面倒くさいのでそのまま購入。
 
 新潟駅ショッピングセンター「ブラーカ」にて有名な日本酒「越乃寒梅」を購入!そして快速くびき野4号で長岡駅まで。サプライズの国鉄特急色でした。
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 長岡駅上越線上り普通は約50分待ち、駅から徒歩圏のラーメン屋でゆっくり食事。そして普通で小出駅へ。なんと、モハ114-1001に乗れました!クハ115-1001と組んでおり、トップナンバーの活躍になかなか感慨。クモハは非ユニット窓車のさらなる古豪。(ナンバーは非確認)
 小出駅では只見線最終列車を見るため途中下車。19:48着で19:57発。
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 キハ40の2連(新津車)で双方とも非冷房でしかも原型エンジンの音が響きわたっています。新潟圏で活躍していた非冷房の新津車がここで最後の活躍のようですな。冬の18きっぷ期間に入ったら真っ先に乗りに来たい!定刻に数人の客を乗せて例の息が切れそうなエンジン音を残してゆっくり出て行きました。
 この後は浦佐駅に移動。普通列車はおよそ1時間間隔なのでかなり待ちましたが。
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 9月9日の片貝花火の時に見逃してしまった田中角栄像。闇夜に煌々と輝いています。地域に大恩恵をもたらし、今でも崇拝されているようですね。28歳で山梨にIターンした時に、地域の人々の金丸信先生の尊敬・崇拝にちょっと驚きましたが。さて、後世では角栄先生はどう評価されますか?
 
 だいぶ寄り道して、これで新幹線などで一気に帰宅しました。大散財ながら充実した2日間でした。