KBTのブログ

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群馬県の鉄道乗りまくり(2)

 昨日の群馬県内の鉄道乗り放題パスでの旅について追記します。まず興味深かったのは桐生市内の鉄道網。人口11万5千人ほどの中規模の地方都市に、なんと4つもの鉄道会社の4路線が乗り入れています。中心駅も桐生・西桐生・新桐生と3駅もあるのが面白いところ。説明が難しいので手書きの図をご覧あれ。
 
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 東武桐生線だけは渡良瀬川の右岸に新桐生駅があり、終点の赤城駅まで渡良瀬川を渡らないで路線が完結。JR両毛線上毛電気鉄道・わたらせ渓谷鐡道は左岸に桐生駅西桐生駅があり、いずれも渡良瀬川に橋がかかって次の目的地方向へ伸びています。(わたらせ渓谷鐡道は桐生-下新田間をJRの単線のレールを使用し共用、下新田駅は元々JRとわたらせが分岐する信号所だった。JR列車同士の交換も可能)まあ、これだけごちゃごちゃと路線があるのは、いろいろと歴史的な経緯があるのでしょう。かつては絹産業で栄華を極めた桐生市で、鉄道会社もそのために路線を伸ばしたのでしょう。もっとも、4路線ありますが全て単線です。そんな中、東武桐生線上毛電気鉄道は並行する区間があり、まるで複線のようです。(もちろん単線の並列)桐生球場前駅は上毛のみに駅があります。
 実用上はわたらせの運動公園駅と上毛の桐生球場前駅はかなり近くて300m弱(公園を通り抜ける必要がある)、また赤城駅大間々駅は約1km程度…を覚えるといいかも。
 
 次に上信電鉄。私が興味を引いたのは、途中で交換した切妻(食パン形)・ぶた鼻・前パンの電車。後で調べてみたら元西武401系由来の、150形の第1編成のようです。写真を撮れませんでしたが、イメージは国鉄103系にかなり似ています。
 
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 昭和の時代は国鉄・私鉄共々いくらでも見ることができた食パン電車、最近はめっきり減りましたね~。飾り気の全くないのがイイ!今後こういう電車をもっと探す旅に出てみましょうか。