7月31日の旅のつづきを記述します。
樟葉駅-京阪(ちなみに紫色の特急電車 3000系(2代目))-三条京阪駅-京都市営地下鉄東西線-椥辻(なぎつじ)駅と移動。ものすごい暑さの中、徒歩10分くらいで坂上田村麻呂の墓所。小さな児童公園が併設されています。解説板によると、ここは確実に田村麻呂が埋葬されている場所。ちなみに剣などで武装し立ったまま埋葬されたと伝わるとか。
田村麻呂は征夷大将軍にまでなったものの、その当時の人も現在の人からも「アテルイやモレを助けるよう懇願したが上の者(朝廷)に聞き入れてもらえなかった」悲劇の人物としてとらえられていることは間違いないようです。そのせいか想像していたより小じんまりとしています。私としては同じ日に両者の墓を訪問できて良かったですな。1200年前の英雄たちに敬意!さて、天国ではお互いは仲良くやっているかな?
大河ドラマでの「本能寺の変」がまだ記憶に新しい中での訪問。本能寺は大火災で全て焼失し、その後に別の場所に建立されたため、跡地はこのように小さな石碑が残るのみ。元の敷地には老人ホームや公民館・高校などが同居する大きな会館になっています。正直いって歴史の大舞台をしのぶには物足りない!訪問者もわずかでした。
緑ボウズになってしまった113系。近郊型電車にこの1色塗り、なんだかなあ・・・。113系が京都駅に乗り入れし、まだまだ現役というのもすごいですが。なお、柘植駅で30分くらい待ち時間があり、何か食事できればと思ったものの見事に皆無でした。そもそも無人駅だし。町の中心とは無関係な、関西本線と草津線のジャンクションだけなのね。
空腹の中で缶コーラだけで過ごし、関西本線のディーゼルカーで亀山駅。すぐにJR東海の電車に乗り換えて四日市駅。ここもとても閑散としていて食事できる場所が皆無。20時前までなら構内にそば屋が営業でしたが。路線バスで7分くらいで近鉄四日市駅。コンビニがありますが、すぐに目的の電車が来るので時間がなし!
う~ん、柳の木が…夏には怪談をイメージしてしまいますな。
柳駅に30分ほど滞在。近鉄の主な駅にあるパンの自動販売機で買った総菜パンを食しながら。この後は桑名駅のりかえてJRで名古屋駅へ。近鉄の急行列車は伊勢志摩帰りの客と通勤客で大盛況でしたが、JRはまだまだで2両(ツーマン)で6~7人の客でした。
上野駅へ出て、常磐線で牛久駅で終わり。上野駅で意外とコレが見えるんですね。朝焼けの東京スカイツリー。自宅に戻って午前中は寝てましたが、午後はアート制作の追い込みを存分にできました。ちょっと強行軍の関西ミニ旅でした。