KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

空き家再生プロジェクト

私はひたちなか海浜鉄道の列車の撮影に頻繁に来ていることから、沿線で活動中の現代アートイベント団体「みなとメディアミュージアム実行委員会」に出会って入会し5年所属、無報酬でアートに関する活動をしています。メンバーの中から希望者で空き家の再生プロジェクトを行うこととなり、ひたちなか市内の一軒の空き家を市民・観光客などの交流拠点として整備中です。実際には構想を練って工事業者に発注するまでが第一段階の「仕事」で、DIYしているわけではありません。
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付近のお魚市場。年間300万人近くの観光客が訪れ、大人気です。しかし、市街地は閑散ぎみ、高齢化が進行して活気が下がっています。空き家・空き店舗も多い。その中のたった一軒に過ぎませんが、再生して活性化につなげたいという思いで学生12人(全員女子)と3人のおとなで、アートイベント計画・実行と同時にマイペースでやっている最中です。
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ひたちなか海浜鉄道(2013年)

第二段階でオープン後の実務、消防法とかに時間取られマーケティングほとんどやってない中で、学生の発想とニーズがマッチするか不安があります。地域に確かに本屋や図書館はなく、高校の通学路上にあって少しは当たりそうですが。自分の自慢の写真や絵画や生け花などをギャラリーで展示してみんなに見てもらいたい!という主に高齢者のニーズはありそうです。個人的には鉄道模型走行会♪

もし赤字が発生すれば、ボランティアとはいえ、いくらかはおとなが負担しなければで、ゆるくやってばかりでは続かなそう。まあ、本業が公共交通の事業所で同じ事をひたすら続けるノット・クリエイティブな仕事で、こういうプロジェクトは楽しいものがあります。若い頃に1年ちょっとだけ測量・設計の仕事していて、自分が書いた設計図通りに工事で、下水設備が完成するのは充実感ありました。(コンクリート既製品のボックスカルバート並べるだけですが)「造る」仕事はあれ以来です。今回は「創る」ですね。

11月にオープン予定。まだ場所など公開できませんがオープン後に遊びに来て下さい♪