KBTのブログ

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つちうらMaaS

間もなく、来月〜3月にかけて土浦市内でMaaS実証実験が行われ、私も運行管理の一部を担当する予定です。2021/1/26プレスリリース。つちうらMaaS推進協議会という団体が実施ですが、意外に良いリンクがなく、以下の土浦市の広報紙が最も分かりやすいようです。
https://www.city.tsuchiura.lg.jp/sp/page/page014754.html

土浦市民と観光やビジネスに来られる人がIT技術により公共交通を格段に利用しやすくなる〜が目的で、自分で操作する電動キックボードの貸出のプログラムも用意。電動キックボードはぜひとも体験したい!

観光客はともかく、出張で土浦の日立製作所(株)や日立建機(株)などに行き来する方々は、スピード重視でまずタクシー利用、わざわざ路線バス+ラストワンマイルの500円タクシーとか電動キックボードで移動は有り得ないでしょう。乗り換えでどうしても数分以上かかる…。こういうケースにはA=B間利用限定の1000円EVレンタカーがいいと思います。カーシェアに近く、どちらにも充電スポット用意。
観光用にも、既にレンタサイクルが豊富にあり、ジョルダンのアプリ利用でMaaSで検索して利用はあまりいないような予想。そもそも「土浦は自転車の町」と市長の公約が実現でサイクリスト向けサービスを星野リゾートが展開。クルマの免許なく、自転車の運転も難しい高齢者など向け(観光客含む)になるでしょうが、大半はスマホ持ってなさそう。電話で申し込みも可能ですが、実験でなく事業としてやる場合に人件費かかりそう。

後ろ向きの意見が多くなりますが、ラストワンマイル用に一人乗り自動運転ロボ「ラクロ」も用意、どんなロボなのか楽しみです。タヌキに似た愛らしい顔。
https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro

バス停から高齢者などの自宅に自動運転で送り、自動で充電スポットに帰るようです。公道走行で歩行者や小動物との接触がないことを祈る!

つくば市に多くの農業系研究所があり、世界最先端の研究が行われているけど、周囲のほとんどの農業では高齢化・赤字ぎりぎりとかで、実態と研究がかけはなれてます。交通界でも頭でっかち気味ですが、MaaS導入でどうなることやら。