KBTのブログ

茨城暮らしKBTの日常を書いてます。

平成時代にできた観光地

Go toトラベルが大人気!コロナ渦で大打撃を受けたホテル・旅館業など観光に関わる業界を潤し、再生を図るのが目的で、利用者目線を全く考慮していないのは明らか。しかし、旅行先=概ね観光地の人気の差が激しく、どうにかならないものかと憂慮しています。

大人気なのは、京都市内・金沢市内と能登半島・熱海の温泉地・東京都心部大阪都心部などで、インバウンドで大人気だった所とだいたい一致します。これらはホテルの数など受け入れ態勢も大規模なので、Go toで日本人がどっと行けば金が入り再生に望ましいのは確かです。ほとんどが歴史の長い観光地で、京都の寺社など、千年前〜の人々が素晴らしい建築物などを建立したおかげで言葉は悪いですが儲けさせてもらい、外国人と友好の機会も与えてもらっているわけですね。ホテルや土産物店が税金を納めて、地域の福祉が潤沢になるなどの効果も。
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東寺。かつて仲間と音楽イベントやりました。

一方で歴史の浅い平成時代にできた観光地は苦戦中。ハウステンボス横浜ランドマークタワー・各地の大型水族館などで、もともと日本人向けだった所です。すっかり歴史ある観光地や温泉地に吸いとられてしまいました。
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横浜ランドマークタワー

あまりマスコミに取り上げられていませんが、少しは不公平だ!と声上げていると思います。魅力はあるのですが概ね単発で、ハウステンボスの近くで温泉入りたいと思っても無い…ちょっと離れれば武雄温泉くらい。中年・高齢の旅行者には疲れる距離です。そういう面の改善を考えた方がいいと思います。地域内でより連携も。

ついでに書くと私はユースホステル会員歴30年以上のホステラーで、現在は年に1泊程度、だいたいスキー旅行時に。会員料金が無駄ですが若者・訪日外国人の旅を応援という意味で続けています。ユースホステル宿泊でもGo toは適用で1泊1000〜2000円台も出現など泊まりたい気も。しかし三密が予想でなかなか実行には至らずです。ここ二十年でものすごく急激に減少し、スキー場や鉄ちゃん旅行の目的地の近くにほとんどないのもネック。減少の理由は大半がペアレント(=オーナー)の高齢化で誰も後継がないため。既存のユースホステルはやはりペアレントの高齢化で食事の提供がなくなったり、イベントの開催が縮小など魅力が減少中。シンプルもいいですが…。